帰化申請 Q&A

 よくある質問 



Q1)無職ですが帰化の申請は出来ますか?

 帰化の条件のひとつに、『生計要件』があります。
    帰化した後に日本に迷惑をかけない程度の生活力として、
    毎月安定した収入(給料)があるか、数年間仕事をしなくても
    生活できるだけの「たくさんの貯金」が必要です。

    景気にもよりますので、金額は難しいですが、一人暮らしでも
    毎月15万円ぐらいの手取りは少なくとも必要だと考えられます。


Q2)国民年金を払っていません・・

 市民税などの、納税関係は厳しく見られますが、いまのところ
    国民年金や健康保険の加入は帰化の要件ではありません。
    国民年金に加入していないからと言って、帰化ができない
    ことはありません。

    ☆改正☆
    平成24年より、社会保険(年金や健康保険)への加入が、
    審査基準に加わりました。

   
 これにより、年金に加入していない事を理由に、不許可処分が
     下される可能性がでてきました。
     国民の義務として、加入や、未納分の追納を強くおすすめいたします。



Q3)スピード違反で捕まったことがあります。

 公表はされていませんが、軽微な交通違反は帰化に影響しません。
    ただし回数があまりに多い場合や、飲酒運転で捕まった場合は、
    数年間帰化の申請ができません。
    交通違反があまりに多く、心配な場合は法務局もしくは当事務所まで
    ご相談ください。


Q4)申請中に海外旅行や出張は可能ですか?

 行けないことはないのですが、できるだけ行かない方が望ましい
    海外にいる間、法務局からの連絡が取れないと帰化に影響しますし、
    頻繁に海外出張を繰り返すと、不許可の可能性も出てきます。
    特に中国籍は、帰化の申請をする際に領事館によってパスポートに
    ハサミを入れられてしまうので、帰化申請中は原則海外へは
    出られません。特別の理由がある場合には、旅行証を発行して
    もらえる場合があります。
    

    短期間の海外旅行でも、必ず事前に法務局へ連絡しましょう。


Q5)親は帰化をしたくないそうですが、私だけで帰化出来ますか?

 なるべく家族単位での帰化を勧められますが、20歳以上の場合は
    単独で帰化することも可能です。
    夫婦の場合も、一緒に帰化することを勧められますが、ある程度の
    理由(妻はまだ日本語が不自由、など)があれば夫だけ(妻だけ)
    の帰化も可能です。


Q6)名前は日本風にする必要がありますか?

 昔は、日本風の名前に改名するよう指導がありましたが、現在は
    必ずしもそういう強要はありません。
    特に中国籍の方は、名前を変えずに帰化される方が多いようですが、
    家族で帰化される場合は、子供の将来のため(イジメ予防など)
    日本風の姓名に変えられる方も多いようです。
    


Q7)身内にヤクザがいます。

 帰化は「個人」の問題なので、身内がヤクザであってもそれだけで
    不許可になることはありませんが、その方の「稼ぎ」によって生活
    している場合等は問題が出てくるかもしれません。
    また、兄弟が不法滞在しているケース等も難しいでしょう。


Q8)過去に犯罪歴があります。

 過去に「刑罰」を受けたことがある場合、刑罰を終えてから
    10年は帰化は難しいでしょう。
    オーバーステイで在留特別許可を受けた場合も同じです。
    ただし、刑罰を受けたのではなく、注意を受けた程度なら
    帰化は可能です。(例えば、できごころの万引きで、警察に
    捕まったが、その日のうちに帰宅を許された場合など)


Q9)自己破産した過去がある

 免責を受けてすでに2年以上たっていれば、帰化は可能です。



Q10)帰化申請は自分でも出来ますか?


 帰化申請は非常にめんどうくさく、時間のかかる申請です。
    平日に何度も会社を休めたり、たくさんの時間があるならば
    ご自身でチャレンジされるのもいいでしょう。
    ただ、何かトラブルが発生した場合、すべて自分で解決する
    必要があります。
    当事務所へご依頼される方の半分は、最初はご自身で
    チャレンジされ、途中で挫折された方がたです。

    帰化申請は、おそらく一生に一度の出来事です。
    多少の費用はかかりますが、時間の節約と安心のためにも
    専門事務所へのご依頼をおすすめいたします。
    



*上記Q&A以外にも、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお電話ください。
  当事務所には、豊富な過去の事例がございます。



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